経済用語解説第一回「CRM」

経済のニュースを見ていても、知らない単語があまりにも多いと何を言っているのかが全く理解出来ません。
用語を知らない状態で聞く経済ニュースは、まるで外国語のように聞こえるでしょう。
それを克服し、経済や経営のことをもっと楽しめるように経済用語を解説するこのトピックを作りました。


第1回は「CRM」について解説していきます。

皆さんは「CRM」という言葉を聞いたことがありますか?
「CRM」とはCustomer Relationship Managementの略です。
直訳すれば顧客関係管理という意味になります。
これは近年のマーケティングにおけるいわば流行語です。
僕も大学でマーケティングのゼミに入っているのですが、実際の授業でも取り上げられていました。

現在企業では主に、データベースを作成し、顧客の年齢、買った商品、買い物でいくら使ったか、同時に購入した商品はなにか、などとといったデータを元に顧客の購買行動を把握し、店舗のレイアウトや商品プラン、顧客へのアプローチ、経営活動を合理化するという目的でCRMが活用されています。
有名なCRMの研究結果としては、「オムツを買う人はビールを合わせて買うことが多い」という統計データです。
確かに普通の人はオムツとビールの関係性に気づくことはないように思います。
こういった事がIT社会によって検証できるようになったんです。

皆さんの日常生活の中にもこういったものが増えてきています。
セブンイレブンの「nanaco」やローソンの「ローソンパス」であったり、ファミリーマートの「ファミマカード」のような物も実はCRMに使われているんです!
僕達の気づかないうちに購買活動を分析されてたんですね。

でもどうやらこういった活動がなかなか結果に結びついていないようです。

「大量データを集めたCRM、でも結果が出ないのはなぜ」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080305/148947/?P=2
日経ビジネス

この記事ではCRMの効果向上に必要な事が書かれています。
上で挙げた「オムツを買う人はビールを合わせて買うことが多い」ということにも、「そもそもレジの近くで消費者をきちんと観察していれば、この程度のことは分かるのだから。」と切り捨てられていて、その集めたデータをどう活用するべきかということが論じられています。
これを読んでいると確かにそのとおりだと思う部分が多々あり勉強になりました。
CRMがさらに発展して、僕達が欲しい商品だけを企業がすぐに提供してくれる世の中はもう近くまで来ているかもしれませんね。

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食料品の値上げ

23年ぶり 森永「北海道バター」値上げ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/129862/
iza:イザ!

近頃のニュースを見ていると「1○年ぶり○○値上げへ」のような見出しを良く見ます。
今回のニュースは23年ぶりだそうです。
こういった現象を見ると如何に現在の市場が混乱しているか分かりますね・・・
僕の考えとしては、
サブプライムショック→株式市場の混乱→株式市場から資金の流出→先物取引等に資金が流れ込む→原油や原料の価格高騰→食品の値上げ

につながっているのかなぁと感じます。

もしこの仮定が正しければ、「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないですが、サブプライムショックが回り回って僕達の日常に影響を及ぼしていることになりますね。

バターだけでなく、昨年末から小麦粉やビール、カップ麺なども値上げをしています。
14日には全農が肥料の値上げも発表しました。
このままいけば国産の野菜の値段も上がっていくでしょう。

中国産の食品の不祥事が発覚して、国産品の良さを見直すことが出来るいい機会なのに、この値上げは厳しいですね…

経済が様々に繋がっていることを実感するニュースでした。

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